カ・イ・カ・ン
マラソンをするとランナーズハイという現象が起こるという。
走ると最初は苦しさを感じるが、次第に高揚し気分が良くなってくる現象で、
苦痛やストレスをを和らげる為に脳下垂体から快楽物質の一種である
「エンドロフィン」や「エンケファリン」という脳内麻薬が分泌されるためだ。
話では非常に強い気持ちよさを感じてトランス状態になると聞くが、
残念ながら私はそれを感じたことはない。
5キロを休み休みで走っていては無理もないのだが。
私にとってマラソンとは、何なのだろうと考えてみた。
どうも、緊張と興奮のピークは走る直前のようだ。
「どうしよう、どうしよう」と動悸がおさまらない。
スタートすると「やるしかない」という諦めのような気持ちになり、
走ってる最中は毎回苦しさの中で「何で走ろうなんて思ったんだろう」と
激しい後悔に襲われるのだけど、最後までなんとか頑張ろうとする。
そしてそれがゴールすると一転して達成感と爽快感に変る。
苦しさを忘れて、「また走りたい」なんて思っていたりして。
今回、ふと感じた。
「あれ?この感覚は何かに似てる」と。
そう。あれ、あれ。
脳内麻薬分泌の代表選手、出産!
これがまさにこのパターンだと思い当たった。
妊娠するととても嬉しい。
お腹の中で日々大きくなる胎児を思って夢を膨らませる。
それが出産が間近になるとだんだんと不安になり、
いよいよ陣痛が始まると緊張と興奮のピーク。「どうしよう、どうしよう」
次第に強まる腰骨の割れそうな内臓が絞られるような痛みに、
「もう嫌だ。子供なんか作るんじゃなかった」という激しい後悔の渦。
しかしもう引き返せない。産むまで痛みは続くのだ。
上手くいきみを逃しつつ赤ん坊が降りてくるのを待って、いよいよ覚悟の時。
スッとお腹が軽くなり産声が聞こえたら、一瞬にして嬉しさと安堵と感動で満たされる。
そしてその後思うのだ。
「あー、面白かった。また産んでみたい」と。(←個人差があります:笑)
そう当てはめてみると、ある共通した感覚は確かにあった。
走っている時も、陣痛の時も、私はボウッとしてやたら眠くなるのだった。
苦しいけど眠い。痛いけど眠い。
さなかでどんな苦しさ痛さを感じたか、
どれほど後悔したかは自分の考えとしては残っているのだが、
どうも体感の記憶が薄れているようだ。
やはりこれが脳内麻薬だろうか?
とすれば、私はすでにランナーズハイ体験しているのかな。
とにかく来年もまた走る。
次はしっかり最後まで休まず走りきるのを目標として。
苦しいばかりだし、走るのがそんなに好きでもないくせに、
なぜ走りたいのか自分でもわからない。
身体に負担をかけない程度に脳内麻薬中毒を楽しもうと思う。
走ると最初は苦しさを感じるが、次第に高揚し気分が良くなってくる現象で、
苦痛やストレスをを和らげる為に脳下垂体から快楽物質の一種である
「エンドロフィン」や「エンケファリン」という脳内麻薬が分泌されるためだ。
話では非常に強い気持ちよさを感じてトランス状態になると聞くが、
残念ながら私はそれを感じたことはない。
5キロを休み休みで走っていては無理もないのだが。
私にとってマラソンとは、何なのだろうと考えてみた。
どうも、緊張と興奮のピークは走る直前のようだ。
「どうしよう、どうしよう」と動悸がおさまらない。
スタートすると「やるしかない」という諦めのような気持ちになり、
走ってる最中は毎回苦しさの中で「何で走ろうなんて思ったんだろう」と
激しい後悔に襲われるのだけど、最後までなんとか頑張ろうとする。
そしてそれがゴールすると一転して達成感と爽快感に変る。
苦しさを忘れて、「また走りたい」なんて思っていたりして。
今回、ふと感じた。
「あれ?この感覚は何かに似てる」と。
そう。あれ、あれ。
脳内麻薬分泌の代表選手、出産!
これがまさにこのパターンだと思い当たった。
妊娠するととても嬉しい。
お腹の中で日々大きくなる胎児を思って夢を膨らませる。
それが出産が間近になるとだんだんと不安になり、
いよいよ陣痛が始まると緊張と興奮のピーク。「どうしよう、どうしよう」
次第に強まる腰骨の割れそうな内臓が絞られるような痛みに、
「もう嫌だ。子供なんか作るんじゃなかった」という激しい後悔の渦。
しかしもう引き返せない。産むまで痛みは続くのだ。
上手くいきみを逃しつつ赤ん坊が降りてくるのを待って、いよいよ覚悟の時。
スッとお腹が軽くなり産声が聞こえたら、一瞬にして嬉しさと安堵と感動で満たされる。
そしてその後思うのだ。
「あー、面白かった。また産んでみたい」と。(←個人差があります:笑)
そう当てはめてみると、ある共通した感覚は確かにあった。
走っている時も、陣痛の時も、私はボウッとしてやたら眠くなるのだった。
苦しいけど眠い。痛いけど眠い。
さなかでどんな苦しさ痛さを感じたか、
どれほど後悔したかは自分の考えとしては残っているのだが、
どうも体感の記憶が薄れているようだ。
やはりこれが脳内麻薬だろうか?
とすれば、私はすでにランナーズハイ体験しているのかな。
とにかく来年もまた走る。
次はしっかり最後まで休まず走りきるのを目標として。
苦しいばかりだし、走るのがそんなに好きでもないくせに、
なぜ走りたいのか自分でもわからない。
身体に負担をかけない程度に脳内麻薬中毒を楽しもうと思う。
- 2005-11-05
- 上機嫌